都市ガスを運ぶガス導管や住宅や施設に届ける供給管などの施工管理を担当。協力会社さんへの指示や現場の安全管理を行っています。
工事を行う前には警察に道路の使用許可を申請し、掘削範囲だけでなく、カラーコーンやダンプカー・重機の設置の仕方やガードマンの配備の仕方、歩行者や自動車の安全確保の方法など、細かく計画を立てて提出します。許可が下りたら、周辺住民の方にも工事の概要や期間をお知らせします。ご訪問する際は、最初にインターホンを鳴らす時から明るく挨拶をするのが大切です。言葉遣いも、なるべく専門用語を使わず、一般の方が知りたいことを明確に、解かりやすく説明するように気を付けています。
現場監督として複数の現場を同時並行で施工し、施行班に指示を出します。いつもどこかの現場を回りますが、各現場に毎日行けるわけではありません。施工する数日前には、再度先方に連絡し、予定通りに施工できるか確認。あらかじめきちんとスケジュールを作成し、朝に電話などで現場と打ち合わせをします。
複雑な工程に進む際は、現場に立会したり事前に声をかけたりして、仕様書通りに施工できるように気をつけます。実際に施工をする職人さんは、私より年齢も経験も大幅に上であることが多いですが、現場監督として言うべきことはしっかりと言うことが大事です。
日々の工事が無事に終了し舗装工事まで終わり、安全に通行できるようになった現場を見るとやりがいを感じます。きれいな新しい建物が完成してきちんとガスが通っている、その一部に自分が関わったんだなという実感がありますね。
鳳工業のいいところは、仕事とプライベートのメリハリが明確なところ。上司にはよく「仕事している時はちゃんと仕事をして、遊ぶ時は全力で遊べ」と言われています。仕事にプライベートは持ち込まない様にしています。
独身寮に住んでいます。食堂やジムがあり、過ごしやすい環境です。休日はゲームをしたり、自転車で外へ出かけたり。買い物がてら普段行かないような地域に足を向け、行き先を特に定めずに走りながら、珍しいお店を見つけたら入ってみたりしています。
人見知りであまりしゃべらない子どもでした。大学で習ったことを生かして鳳工業に入社しましたが、仕事上、大勢の人の前で話したり、初めて会った人に話しかけたりすることが多く、最初は大変でした。今でも緊張して言葉に詰まったりすることはありますが、場数を踏むうちに少しずつ慣れてきたように思います。