ガス配管工事の設計・施工に関して、設備工事業者様(サブコン)への営業・提案を行っています。
既存案件の打ち合わせでお客様先にお伺いした時に、新規物件の情報を早めにいただき、他社に出遅れないようにしています。受注の決め手は何と言っても、お客様から信頼していただくこと。先方の役職者や社長様とやり取りをすることもあるため、頻繁に打ち合わせに足を運ぶと、「これだけ熱心に来てくれるなら」と発注いただけることが多いです。
鳳工業のガス部門は、道路面の工事を行う部署や溶接配管を行う部署など、ガス工事に必要な技能を網羅しているので、ガス工事をトータルでお任せいただけることも鳳工業の強みですね。
ご提案の際には、新築の現場なら図面ベースで検討し、改修工事なら現場に足を運んで、既設の配管がどうなっているか、どんな配管工事をするべきか実測調査をします。難しい現場なら設計担当者が同行しますが、私が図面を作成することも。現在取り組んでいるプロジェクトでは、いくつもの小中学校にガス空調機を設置するため、各学校の要望や現状をまとめ、設計部署と協力しながら配管ルートの設定や見積書を提出できるよう準備を進めています。
やりがいを感じるのは、お客様に納得いただいて、晴れて契約となった時ですね。受注後には設計部署や工事部に仕事を引き継ぎます。月に一度の各営業所での工事部との打ち合わせで、工事の概要やお客様の要望をもれなく伝えることが大事です。
理系の学部を出ましたが、建築業界のことはほとんどわからない状態で入社しました。1、2年目は講習会への参加や、取得すべき資格が多く大変でしたが、その知識が今実務に役立っています。
鳳工業のいいところは、先輩に相談しやすいところです。難しい見積もりや経験の少ない物件を担当する時は、先輩に相談し、過去の経験をもとに、契約として問題がないか見てもらっています。ベテランの先輩方が多く、常に気にかけていただいていると感じます。個人の営業ノルマは年単位でありますが、部内で協力し合って達成する雰囲気があり、和気あいあいとしています。
学生時代から国内旅行が好きで、今でも時々、青春18きっぷを利用して国内日帰りの一人旅をしています。滞在時間は少ないですが、おいしいものを食べてお土産を買って帰ってきます。金沢の近江町市場の海鮮丼や、広島の宮島の穴子丼などがおいしかったですね。最近はコロナ禍で旅行に行けないので、家でコザクラインコを飼い始め、遊び相手を楽しんでいます。
小・中学生の頃から算数や理科、社会が得意。大学で就職活動をする時に、インフラ業界ならどんな時代でも仕事がなくなることはなく、安定しているだろうと考え志望しました。最初は設計がしたいと思っていたのですが、入社後にジョブローテーションで営業を経験し、その面白さに気づきました。